クルミ仕事
トチの実に続いて、ここのところ療育センターでは
クルミを拾って洗って干しての作業に明け暮れています。
というのも食べるため、、、だけではなく、
トチの実お風呂ならぬ、クルミお風呂もどうだろうか？
というアイディアが生まれたためです。
毎日のお散歩でたくさん拾えるので、
こどもたちも落ちているクルミの外皮を
くつの裏で上手に踏んで剥いでは中の実だけをとりだして、
それぞれの袋にたっぷり集めてくれます。
洗うのはアクも強く少し大変なので基本的に大人の仕事になりますが、
乾かしたあと、お風呂用のクルミのとんがり頭をやすりで削る作業は
予想外にこどもたちに大人気となり、とんがりがちゃんと落ちたか
お互いチェックし合いながら、良い手仕事風景となっています。
今週のパンとスープの日は、クルミパンにも挑戦しました。
クルミを割る騒音（？）がちょっとダメな子もいましたが、、、
つまようじで苦労してとりだしたクルミを
パン生地に混ぜ込む作業はとても楽しく、
できあがったパンも香ばしさが段違い！
自分たちでとったヤマボウシで作ったジャムを載せて、おいしく頂きました。
学童クラスでのクルミ拾いでは、
『クルミが種だったなんて、こんなふうにとれるなんて、初めて知った！』
という声も聞かれ、どの子にとっても楽しい秋の自然体験となっているようです。
2011年10月2日
